アメリカで生活してみたい!
日本を離れて海外で生活をしてみるのは、人生の経験上、とてもいいことだと思います。
国際結婚や留学、転勤による海外勤務など、アメリカへ移住のきっかけもさまざま。
ただ、実際にアメリカで生活するのは、旅行で訪れるのとは違って不便なこともたくさんあります。
海外に住めるという、単純な思いで描いていた理想とは、ほど遠い現実が突きつけられることもしばしば。
そこを、いかに上手くストレスを軽減しつつ行動していくかが、海外生活では大切になってきます。
今回は、アメリカで生活するなかで、「日本のこんなシステムが不便」「日常の中でスムーズにいかない」といったことをシェアしたいと思います。
アメリカ生活で不便だと感じること6選
アメリカ生活でも、住んでいる州などによっても不便に感じる内容は、また違ってくるかもしれません。
私はハワイ在住ですので、ハワイ生活ならではの独特の不便さもあったりします。
それでは、見ていきましょう!
①日本の自動車運転免許の更新
アメリカに移住後も、日本の運転免許証を継続して持つ予定ですか?
私は国際結婚後も、日本での身分証明書として運転免許証を持っています。
なぜなら、日本に帰国した際などにパスポートを持ち歩かなくていいので便利だからです。保険証もないし、マイナカード?なんてものもありません。
唯一、海外移住後も継続して持てる日本での身分証明書が運転免許証じゃないかなと思います。
しかし、この日本の運転免許証ですが、一定期間ごとに更新がありますよね。
この更新手続きが、日本国内で本人に限り更新が可能なのです。
そう、海外の在住先では更新ができないのです。
自動車の運転免許証に関しては、取り扱い機関が「警察庁」になります。
海外で在住先の、日本領事館はいわば「役所」的な機関ですので、こちらでは運転免許証の更新手続きは行っていません。
運転免許更新のために、日本に帰国しなければならないのですよ。
しかも、本人だけが更新手続きを行えるので、日本に住む家族が、私に代わって更新手続きをお願いすることも不可能なのです。
今現在、私の運転免許証の有効期限も切れてしまっているのですが、今は帰国することもできないため、更新ができずにいます。
こういう手続が、海外からでもスムーズに行えるようになるといいのにな・・・と思います。
海外在住の方の日本の免許についてはこちら⇨ 警視庁ホームページ
\ちなみに、ハワイ州の運転免許を取得したい方の参考にどうぞ/
[word_balloon id="unset" src="https://ohanaloha.org/wp-content/uploads/2020/04/youngwoman_45-300x300.png" […]
②海外から戸籍の取り寄せ
アメリカで生活していても、パスポートの更新など何かの手続きで日本の「戸籍謄本・抄本」が必要になることがあります。
アメリカで国際結婚して、在住先の近くの日本領事館に婚姻届を提出しますよね。
それでも、結婚後の戸籍は日本から取り寄せになります。
この、「戸籍謄本・抄本」に関しては、日本在住の家族や知人など、委託書を渡してお願いした人なら代理人による申請が可能です。
そして、アメリカまで郵送してもらいましょう。
もう一つ、取り寄せの方法が、海外から日本の役所機関に依頼して、直接、送ってもらう方法です。
これは自分自身で、送ってほしい役所にコンタクトを取り、先に、手数料や必要な書類を渡す必要があります。
この場合、海外への郵送は行っているのか、どんな方法で手数料を送金できるのかなど、日本の役所担当者の方と相談なさってください。
海外で必要になる戸籍謄本・抄本というのは、たいていの場合、”戸籍謄本・抄本を取得した日から○ヶ月以内のもの”という期限つきのことが多いため、ご注意ください!
③海外または日本から郵送で送る荷物の送料が高額すぎる
でも、送料を見てみると、こんなに払ってくれたのかと思うほど高額で、とても申し訳なくなります。。。
日本から海外への国際郵便
送料や、かかる日数、荷物の追跡などは下記のホームページからどうぞ。
日本から海外への国際郵便について
これは、アメリカから日本へ荷物を送る場合も同じで、本当に送料が高いっ!!!
もちろん、パッケージの大きさや種類、重さなどによっても送料は変わってきます。
この送料に関しては、不便を通り越して、よっぽど必要がない限りは「利用するのも避けたい」と思ってしまいます。
荷物を送る方法としては、郵便・佐川急便・ヤマト運輸・DHLなどいろいろな方法がありますが、どれも送料は高額です。
アメリカから日本への国際郵便(USPS:アメリカ合衆国郵政公社)
※現在は、アメリカから日本へ、または日本からアメリカへの荷物の発送は、「手書きラベル」は受け付けてもらえません。
ご自身で、ラベル(送り状)をプリントアウトして郵便局へ荷物と一緒に提出してくださいね。
また、発送方法などによっては(追跡がないとか)、荷物がなくなってしまったりと郵便もあてにならないこともあるので注意が必要です。
④送料加算や発送不可がたまにキズ
これはハワイあるある、とでも言ったほうがいいかな。(アラスカも同じかも!)
とにかく、アメリカ本土から送られてくる荷物には送料を加算されることがしょっちゅう。
そして、オンラインでの注文で購入手続きまで進んだかと思ったら、最後の最後に「この商品はハワイへは発送できません」と。
こんな感じで、何度、注文したかった商品をあきらめたことか!
アメリカ本土なら送料無料で届くところ、ハワイやアラスカへは送ってさえくれないこともあるのが残念。
ハワイに住んでいると、海外のなかでも日本の商品はわりと充実しているほうかもしれません。
しかし、やっぱりアメリカ本土とくらべると、家具や家電など、いろんな物の品揃えが格段に少ないのが現状。
また、ハワイへ送られて売られている時点で、送料や手数料が加算されているようでとっても割高なんです。(これが物価高の原因よね)
ハワイ在住の方なら、こんな感じで何かの注文をあきらめたことがあるのでは?
ハワイもアメリカ50州のうちの一つなんだから、そのへんもうちょっとなんとかならんかな〜と思うのです。
ちなみに、ハワイにはIKEAも無印良品もありませんよ(涙)
⑤スーパーでの買い物が、一か所では終わらない
これは、もしかしたら人によって違うかもしれません。
ちなみに、私はスーパーへの食料品などの買い物は、週に1回です。この時に、必要なものはまとめて買います。
海外生活とはいえ、ハワイ在住なので食生活では日本食をつくることが多いです。
そうなると、できれば日本の調味料を使いたいところ。
生鮮食品は、こだわらなければどのスーパーでも買いますが、日本の調味料が必要となれば、ハワイなら「マルカイ」や「NIJIYA」、そして「ドン・キホーテ」といった日系のスーパーマーケットへ行かなければなりません。
また、スーパーマーケットの広告期間は一週間。日本のような日替わりで安い商品セールはほとんどありません。
マヨネーズなど(日本の商品)はこっちが安いけど、卵はこのスーパーが安いといった具合に、安売りの商品を求めて買い物してしまうと、一か所のスーパーですべての買い物を終わらせることができません。
安売りの商品目的が原因で、一か所では終わらないこともありますが、
私が思う大きな原因は、
・肉・野菜など、スーパーによって鮮度が違う
ことが原因じゃないかと思う。
日本のスーパーなら、どのスーパーでもたいてい同じような商品が、同じくらいの鮮度を保って置いてあり、それが買いたい時に安いかそうでないかの違いですよね。
特にハワイでは、スーパーによって商品の新鮮さが違うことが多いと感じます。
スーパーのはしご、海外在住の日本人の方なら経験のある方が多いのでは?
日本は治安がいいからこそ、あれだけ多くのコンビニが出せるのだと思います!
⑥予定どおりに進まない
いろんなことが(笑)
これは、アメリカに限らず海外ではよくある不便なことの一つかなと思います。
どんなことでも、海外での認識は予定はただの予定でしかないので「無理なものは無理」といったスタンス。
予定していた時間に配達があったとして、ずっと家で待っていても何の連絡もなしに来ない・・・なんてことも普通。
しかも、その予定の配達時間に幅がありすぎて、その日一日、身動きがとれないことも。
というのが、海外生活で学んだことです。
さいごに
いかがでしたか?
もしかしたら、「なーんだ、そんなこと?」って思う内容もあるかもしれません。
日本から海外に出てみると、海外でしかない良さもありますが、今回紹介したように、日本の手続きがらみで不便さを感じることもあったりします。
日本のサービースの良さ、システムのスムーズさに慣れすぎて、はじめのうちは海外生活でイライラすることもあります。
自分でなんとかしようにも、それらは海外特有の文化だったり習慣だったりしますので、まずは「受け入れる」ことからはじめてみてください!
これからアメリカ、またはハワイなど海外へ移住される方に、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。