正直に、白状します。
誤解のないように先にお伝えしておきますと、
義父母と私、仲が悪いとかではありません。むしろ、関係は良好です。
ではなぜ、義父母の家に行きたくないかというと・・・
身内の恥をさらすようでアレなのですが、
とにかく、家の中が物でいっぱいでどこもホコリだらけ。まるで空気がよどんでいる感じで、とにかく息苦しいのです。
義父母の年齢はもう80歳を超えており、自分たちで掃除したりするのも大変なのも分かるっちゃ分かる。
でもね、
義父母の家の息苦しい感じは、掃除が出来ているかどうかとかの問題じゃない。
とにかく、物が捨てられないことが原因でそうなってしまっている感じ。
二人暮しなのに、ありえないほどの物の量が家の中にあって、人間自体が身動きとれなくなっちゃってる。
今回の義父母の引っ越しで思ったのが、
『もし私が義父母の年齢になって、家の中が捨てられないモノであふれていると、なんだか気持ちに余裕がなくなるなぁ』でした。
ミニマリストってなに?反面教師は身近にいた(笑)
「ミニマリスト」とか「断捨離」って言葉をよく耳にするようになりましたね。
ちなみに「ミニマリスト」とは、
英語のminimal(ミニマル)”最小限”という意味からきている言葉。
必要な物だけ最小限に持つことで、かえって豊かに暮らせるという考えの人を指します。
ミニマリストと断捨離の違い
「断捨離」はいろんな説がありますが、物に対する執着をなくして不要なものを処分することです。
「ミニマリスト」は、自分にとって不要な物を処分したうえで必要最低限のものだけに囲まれて生きること。
断捨離をしたあと、気持ち的に豊かな暮らしをする人のことです。
で、
話を戻して、義父母の家の物の多さの原因ですが、
私が思う原因は2つ。
・義父母とも高齢のため、体力がなく掃除することができない
そんな感じで、何がどこにあるのか分からず、また同じものを買ってきてしまうのを繰り返す。
部屋も散らかっているのはもちろん、冷蔵庫の中もパンパンで買って来たものさえ入らない状態。
「これ、要らないよね?」って聞いても捨てたがらないので、どーにもならんっ!!(笑)
今回の引っ越しでちょっと残念に感じたことは、引っ越し間際になっても、
義父母には、家の中の物を、本当に必要な物と不要な物に分けることさえ出来ていなかったことでした。
どうやら、出来ることならすべてを持って行こうとしていたようです。(⇐イヤ、無理だからw)
義父母は、私たちの想像をはるかに超えるほどの物に囲まれて暮らしていたようです。
引っ越し先が義妹夫婦の家だったため、義妹は終始、義父母に対してキレていたのは言うまでもありません(笑)
(また、義父がヤイヤイ言い返すから余計ね・・・)
義妹よ、その気持ち横から見てても分かるわ〜。
と、まあ、いろいろとあったんです。
目指せミニマリスト!本当に好きな物だけに囲まれて暮らそう
人それぞれ、どれくらいの物を持っていれば安心できるとかっていう基準はもちろん違うと思う。
私も義父母のことが言えるほど、超がつくほどきれい好きってわけではない。
どっちかっていうと、掃除だっておおざっぱな方だ。
現在、私は家の中で「これだけは必ず守ること」みたいなのが3つあります。
① 使ったものは元の場所へ戻す
基本ですよね。物を出しっぱなしにしないように気をつけてます。
② それぞれの物の置き場所は決めておく
カギ類やバッグ、家の中の物には定位置を与えます。
③ なるべく床に、直に物を置かない
床にそのままポンッと物を置かないという意味です。バッグならバッグかけや棚の上などに置くようにしています。
こうして、ちょっとしたことを家の中のルールとして生活しているだけで、”物のありかが分からず、探し回る”ということがなくなります。
そして、家族に「アレどこいった?」と聞いたり、「ちゃんと片付けてよね!」といった小言もなくなります(笑)
なんといっても、部屋の掃除や手入れなどが楽になる!(⇐ズボラなだけ)
1.家の中の家具は、必要最低限にする
家のデザインにもよると思いますが、できるだけ「隠せる収納」にしたいです。
私が住む家では、とにかくデザイン的に収納場所が少ないのが難点。どうしても家具が増えがちなので、厳選して買いたいです。
2.1年以上着ていない洋服や物を捨てる
まずは断捨離からですね。洋服に関しては、つい、また着ることがあるかもと思ってしまいます。
で、結局着ないんですよね。「一つ買ったら、一つ捨てる」くらいの気持ちで整理したいと思います。
3.物を買う時は、長く使える物を選ぶ
これからは、「あ!可愛い」だけの単純な気持ちだけで物を買うのをやめる。(⇐マグカップたまりがち・・・)
長く使える「定番アイテム」は上質で、使い回せるアイテムを選ぶようにする。
まずは、この3つを意識して「私の好きなものを厳選」しながら家の中をさらにスッキリさせていこうと思います。
まとめ
ミニマリストな生活の目的は、物を持ちすぎないことで、心を豊かに生活すること。
いくらシンプルがいいといっても、まるで生活感のない暮らしでは、それもちょっと心地よくないですよね。
本当に自分が好きなものや必要なものだけに囲まれて暮らすことで、無駄な出費を減らすこともできます。
他人事とは思えない義父母の今回の引っ越しをきっかけに、近い将来、物の多さに心も暮らしも圧迫されないようにしようと、改めて気づけて本当によかったです。