【子宮筋腫】手術するまでに経験した症状【普段からやらない方がいいこと】

 

生理痛やPMSがつらい・・・。
これって、なにか婦人病なのかな?

そんな生理や、普段の生活の中で不調が気になるかたへ。

 

 

今回の記事からは、

・私が経験したPMSや生理の症状

・子宮筋腫にならないために、なるべくやらないほうがいいこと

をシェアしたいと思います。

 

 

私が子宮筋腫で手術を受けたのは、かれこれ10年前になります。日本で手術しました。

会社の健康診断で受けた婦人科検診がきっかけでした。

子宮筋腫が見つかった当初は、大きさが7センチ×6センチほどの、まあまあ大きいものでした。

子宮筋腫は珍しい病気ではないとはいえ、見つかった時はかなりショックだったことを覚えています。

 

 

そこからは、なんだかカラダに爆弾でも抱えているような気になり、いつも頭の中で考えてしまうほど。

時間があればネットで症状について調べたり、治療法について狂ったように調べたりしていました。

 

今思うと、それさえもストレスで自分をもっと追い込んでしまっていました。

 

手術したあとは、今まであった生理痛やPMSが、「ほぼない」と言っていいくらいになりました。

 

この記事が、生理や日常生活の中で子宮系に不調を感じている・起きている方に少しでも参考になれば幸いです。

 



 

「子宮筋腫」手術するまでに経験した症状

 

まずは、簡単に「子宮筋腫」を説明すると、子宮の筋肉の層にできる良性のコブのようなものです。

 

子宮筋腫はめずらしいものではなく、30歳以上の女性の20%〜30%に発見されるそうです。

(⇐私って、その少ない確率の中に入ったの⁉って思いました(笑))

 

 

子宮筋腫には、おもに3つのできかたがあります。

 

漿膜下筋腫(子宮の外側に大きくなる)・粘膜下筋腫(子宮の内側に大きくなる)・筋層内筋腫(子宮の壁の筋肉の層の中にできる)。

 

私は、漿膜下筋腫(子宮の外に大きくなる)だったよ。

 

子宮筋腫ができる原因は、卵巣から出る女性ホルモンが関係しているとも言われています。

また、遺伝などもあまり関係しないようです。

 

子宮筋腫そのものが悪化することはありませんが、子宮筋腫のできる位置によって、症状などが変わってくることも。

 

 

ここからは、いま考えると「子宮筋腫」が原因で引き起こされていたと思われる、私が経験した症状です。

 

毎回、生理のたびに腹痛がおこる

痛みのていどは、その時々で違うことはありましたが、生理が来るたびに腹痛がありました。

 

そして、痛み止めの薬を服用。

 

お薬を飲んでしばらくすれば腹痛はおさまったため、学校や会社に行けない、ベッドから起き上がれないというほどではありません。

 

ただ、学校や会社に行っても、ひどい時は立っていられない場合もあって、できるだけ生理痛がラクな体勢をとったり、横にならずにはいられないこともありました。

 

いま考えると、いつもお腹まわりが冷えていた気がします。

 

\⬇【温活!】女性の冷えに⬇/

 

 

生理前後にPMSがある

PMSとは月経前症候群と言われるもので、生理の3〜10日くらい前から身体的・精神的などにおこる症状のことです。

生理が始まると、おさまっていきます。

 

私の場合、生理前によくおこっていたPMSは、頭痛と乳房の張りと痛み、太もものつけ根の痛み、むくみ、肌荒れなどがありました。

また、生理が終わりかけた頃に、頭痛がおきることも。

 

手術を受ける前までは、生理のたびに何かしらのPMS(またはいくつも重なる)がおこっていました。

ある意味、「あ、もうすぐ生理がくるんだな」と分かりやすかったですけどね(笑)

 

 

経血の量が多めだった

人となかなか比べることができないため、自分の経血の量が多いのか少ないのかって分かりづらいですよね。

ネットで調べてみても、多少のバラつきはありますが、だいたい、一回の生理期間で20ml〜140mlくらいが平均的だと言われています。

 

 

平均の量と比較すると、やはり少し多めだったように思います。

日中は、経血がナプキンから漏れてしまうほどではありませんが、ナプキンを取り替えるのが遅かったら危険だった・・・ということはありました。

学生時代の体育の時間や、会社で仕事をしているときでも、生理の3日めくらいまで、ナプキンは「多めの昼用」を使用していました。

 

 

友人の一人は、一時間もたたないうちにナプキンから漏れてしまうほど経血が多かったため、心配になって婦人科へ行ったそうです。

いろいろと検査などをしてもらったそうですが、まったく子宮には異常はなかったそうです。

 

必ずしも、生理の際に経血が多いからといってもなにか異常があるとは限らないようです。

 

 

血のかたまりのようなものが出る

本当なら、サラサラの経血が出てくるはずの生理。

そこに、血のかたまり(レバーのようなもの)が混じったり、トイレに行った際に出ることがよくありました。

 

この血のかたまりは、子宮や膣のなかでたまっていた血液がかたまったものなんだそう。

あの、ズルっと出るときの感覚がなんともイヤですよね〜。

 

 

調べたところ、小さい血のかたまり(親指の大きさ程度まで)ならあまり気にしなくてもいいようです。

ですが、血のかたまりが大きくて頻ぱんに出る場合は、なにか原因があるかどうか調べたほうがいいかもしれません

 

 

 

貧血

毎年、会社で健康診断を受けていましたが、とくに貧血でひっかからずにいました。

ただ、子宮筋腫と判断された際の健康診断では、はじめて「貧血」と診断されました。

 

やはり、自分でも気づきにくいですが生理の経血の量も多かったのかもしれません。

 

「貧血」ってよくあることのように思ってしまいがち。

何らかの原因があることからカラダがSOSを発していることがありますので、女性は特に、軽視しないほうがいい症状です。

 


 

 

こうやって見ると、案外、よくある生理前・生理時の症状のように思いますよね。

また、このような症状があるからといって、必ずしもなにか婦人病がかくれているとも言えません。

 

 

私も、「ただ生理痛が重いだけだと思っていたら、突然、子宮筋腫になっていた」という感じでした。

 

 

 

「子宮筋腫」手術後の変化

私は、「筋腫核摘出手術」という方法で腹腔鏡で手術を受けました。

 

手術後のPMSや生理痛に関してシェアしますね。

 

生理時の腹痛についてですが、私の場合は、まったくと言っていいくらいになくなりました。

経血の量も、まるで以前の半分くらいの量になり、血のかたまりもかなり小さいものに。

 

PMSですが、本当にたまに頭痛、胸の張りやむくみがあるくらい。

 

以前のように、毎回生理のたびに何かしらのPMSがあるということはなくなりました。

貧血も現在は問題ありません。

 

正直、いつから子宮筋腫があったのかは不明ですが、生理痛が重いにもかかわらず、生理周期だけは乱れずにキッチリ毎月くることにウンザリしていました(笑)

 

生理って、こんなにラクなものだったの?

 

って、生理がくることにウンザリすることがなくなりました。

 

 

私の場合は、最終的に手術をして生理痛もラクになったわけですが、筋腫の大きさや種類によって、必ずしも手術を受けなければならないということもありません。

経過観察ですむケースもあります。

 

信頼できるかかりつけのお医者さんを見つけ、どうするのが最適かをよく話し合うことができるといいですよね。

 

 

 

子宮に負担をかけないためにやらない方がいいこと

 

正直、いま考えると、「あれが子宮に負担をかけてしまってたのかな〜」って思うことがあります。

 

これから紹介する内容が、本当に子宮に負担をかけてしまっているのか?というのは医学的には不明です。

 

私の経験上で、感じたことですので参考程度にとどめておいてください。

 

 

① キツすぎるスリムジーンズをはくこと

日本にいたとき、着用していたジーンズはほぼスリムジーンズでした。

しかも、「ジーンズはのびるから」という理由で、着用時のしめつけ感がけっこうあるものばかり。

ほぼ毎日のように、仕事でも着用していたので、着用時間はかなり長かったですね。

 

若かった頃は、細めのジーンズの方がスリムに見えると信じこんでました。

 

キツいジーンズは、足から太ももつけ根の部分まで一日中しめつけられているので、血流が悪くなることは簡単にイメージできますよね。

 

とくに、太もものつけ根の部分は大きなリンパ節があります。

ここがスムーズに血流が流れなくなることで、子宮にも血液がまわらなくなります。

そして、子宮はつねに冷えた状態になってしまい、婦人病などを引き起こしやすくなってしまいます

 

ジーンズを脱いだあと、足やお腹周りにジーンズの跡がついてしまうようなら、それは少しキツすぎるかもしれません。

あまりにも長時間の着用は避けたほうがいいですね。

 

 

 

② 過度なダイエット

20代の頃って、とくに体型や見た目に敏感になってしまいますよね。

私もその一人でした。

 

フルタイムで一日中立ちっぱなしで仕事をしているのに、ランチは即席の雑炊だけなんていう栄養もなにもないダイエットをしていました。

朝ごはんと夕飯は実家で食べるため、まったく食べないということはありませんでしたが、白米をまったく食べない日は多くありました。

 

 

「食べないダイエット」というのは、逆に食べたい欲を引き起こしてしまいがち。

それに反して、我慢ばかりしてしまうことが、かなりストレスになってしまっていたのだと思います。

 

 

 

③ 毎日ストレスフル

私の場合、職場での人間関係にとてもストレスを抱えていました。

仕事って毎日同じオフィスに出勤して、8時間その場で過ごすのは、家族と一緒にいる時間より長い・・・。

 

いつも肩が上がって、無用なチカラが身体に入って過ごしていました。

時々、退社頃にはズキズキと頭痛がし、自宅に帰ったあとも夕飯も食べずにベッドで横になるほどの日も。

 

ストレスにもいろんな原因があるかと思いますが、やはり体調に現れるほどに抱えてしまうストレスは、早めに対処したいものです。

 

 

 

④ カフェインの取り過ぎ

もともと、冷たい飲み物があまり好きではないので温かい飲み物をよく飲みます。

コーヒー・緑茶・紅茶などが大好き!

 

実は、このカフェインを含んだ飲み物は、取りすぎるとカラダを冷やすことがあるそう。

でも、寒い日なんて、とくに上記の飲み物がほしくなりますよね。ホッとできるというか。

 

本当にカラダの中から温めたい場合は、ハーブティーやルイボスティーなどカフェインレス商品を選ぶことをおすすめします。

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

 

今回は、実際に体験した子宮筋腫手術をするまでの症状や、普段からやらないほうがいいことをシェアしました。

 

日頃、なにげなく見過ごしている症状や行動から、気づかないうちに子宮に負担をかけてしまっているかもしれません。

 

 

一見、「なんだ、よくある症状じゃん」って思われた内容かもしれません。

私も、自分が子宮筋腫になるとは考えたこともなかったし、「子宮筋腫」という病名も知らないくらいでした。

 

 

今回、私がいちばんお伝えしたかったことは、

生理に関してなにか不調や気になることがあれば、早めに婦人科を受診してみる

ということです。

 

 

婦人科はなんだか恥ずかしい気がして、なかなか受診するのに勇気がいることもありますよね。

とくに将来、妊娠を希望している女性は、定期的に検診を受けることをおすすめします。

 

すでに、何かしら気になる症状がある場合は、大きな病気を引き起こさないためにも、早めに受診し、自分自身のカラダと向き合っていくことが大切です。

 

 

子宮筋腫ができる原因は不明で、遺伝によるものではないことが多いとのことです。

普段の生活習慣などが影響しているとすると、少しでも子宮を温めることで、血流のいいポカポカした子宮にしたいですね!

 

 

最後までおよみいただきありがとうございました。

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